ももちゃんは、お母さんKがうちの動物病院にいるネコ達の世話に家事が終了するpm9:00から、約1時間ばかり出かけていき不在となります。じいじいTとももは留守番です。
出かける前に上記のおもちゃがももに与えられてます。それは単なるおもちゃじゃないんです。
犬用知育玩具コングで形は本来大好きな牛の大腿骨に似てます。材質は天然ゴム。好物を各所に仕込めれる様になってます。
もものように食欲旺盛な子にはいいですよ。30~40分悪戦苦闘してます。
うちの場合、小粒のフードを詰め込む深さを違えてやってるのでももの脳トレになって、本人も夢中になってやってますよ。
Kは簡単に取れないのを見て、かえって、ももにストレス?と心配していましたが、もも自体が満足してるので納得したようです。
おもちゃ等、ペットショップで買って来てこれで遊んどいてではあまりいい効果はないようです。
オモチャは飼い主さんと一緒に遊ぶのが基本ですかね。ボール遊び、大好きです。それにロープの引っ張りっこも。
なんと言っても食には貪欲なので、上記グッズはお気に入りでちょっとしたお留守番に数年使用してます。
詰め込んだフードを完食したら達成感がある表情をしてます。おもちゃのそれぞれの特徴を理解し、的確に判断出来てきたのが今なんでしょうか。飼い始めの頃はショップで色々な物を衝動買いする節がぬぐえませんでした。
それと与えておけば退屈せずに遊んでくれるかな程度の思考でした。食事をもらい、実質、ももの世話しているのがKなので私がいても外出時に後追いしてしまうので、Kのほうから上記グッズがあたえられます。ももは夢中でチャレンジしてます。
その後、リラックスしてKが帰ってくる1時間位、二人で音楽を聴いたり、私のギターの弾き語りをじっくり聴いてくれます。私がゴロンとすれば同じ様な格好をしてお互いうとうとして時を忘れています。急にももが大きな声でワ、ワ、ワンと短めに吠えます。Kのご帰還です。
私の担当の歯磨きを済ませ、Tの股でしばらくくつろぎます。ももの至福タイムです。
T&K、ももは自宅近くを軽く散歩します。一日の終了です。
ももは自分の部屋にあるトイレで排尿、排便を済ませて、お気に入りのハウスにスタスタ入っていき、就寝です。
もも部屋が、ももにとって今のように落ち着ける居場所である事を、もも自身が自覚するには、やはり紆余曲折がありましたが、現在、落ち着ける居場所として、しっかり認識しているようです。犬は野生時代、穴倉の中で生活をしていた名残から、狭い空間に入ると落ち着く習性があるので、ケージをももにとって落ち着ける居場所にしてあげることを、なんとか誘導出来たと思います。
長時間のお留守番の時はケージに入れておきます。後はももまかせで、もも自身も上手に使いわけているようです。
このスタイルにももをKが辛抱強く日々変わらず世話をし、指導した賜だと思ってます。おやすみなさい。
ももの一日が終わりました。現在、6歳になってます。いい子です。わたし達にとってかけがいのない存在です。
ここに至るまで、飼い始めてから様々な課題が発生しましたが焦らず少しづつ解決していきました。当然、いくつかの課題は残ってますが満足しています。ところで、皆さんには、もも日記からのquetionを一緒に考えてもらえたら嬉しいです。
ももの小さい時にさかのぼります。前回のブログの続きです。Dからのももの行動に関しての質問が日増し増えてきました。
我が家にきて2カ月が経過しました。ワクチン接種、狂犬病の予防注射も一通り済ませて散歩デビュー目前まで来てます。
D、T&Kの日常生活の都合から、ももの一人の時間が長いのと、広い部屋に据え置かれたハウスには、施錠せず開けてあるという環境下、退屈なのか部屋の棧や壁紙を齧りだしてます。退屈しのぎにはもってこいの仕事をみつけたようです。
Dからの報告があったのは一週間はたってました。ももはまだちびちゃんだから、大したことないと思ってました。
ところが、思った以上でビックリ仰天‼ある日曜日の午前中、私はももが破壊した箇所の修繕にとりかかりました。
もも、だめじゃあないの。と一言、伝えました。功を奏したのか?ももは一時間近くの間、私の側で作業の邪魔をせずにいい子にしてました。時折、ももはいい子だね。と声かけしてますが、内心、腹立ちも発生していますよ。
でもねえ、その時あの愛くるしい顔を見てしまうと、「仕方ないよな」になりますよ。あと僅かに修繕ヶ所が残っているのですが、材料が足りません。近くのホームセンターに買いに行きました。20~30分くらいですかねえ。
再び、ビックリ仰天!帰ってみるとなんと修繕前にすっかり戻ってました。ももが一時間も静かにいい子にしてたのは私の修繕方法をじっくり観察していたと言うことだったようです。まいったなあ。ももは天才だ。怒る気にもなりませんわ。
三カ月目にはいったばかりの小悪魔め!地団駄を踏む愚かな己が何とも哀れ。部屋の中をなんの罪意識もなく知らん顔して歩いてますよ。さすがに怒りが込み上げてきましたが、ここはじっと我慢。「ここは発想の転換が必要だぞ。」と自分にいいかけました。
もものじっくり集中力をもって観察し続ける性質なら、必要な事をちゃんと教えることがきっとできるぞ。
して悪いこと良い事の区別が。という確信になってきました。あとはわたし達の行動の是非にかかってますね。それにしても時間はいります。焦らず。もものお隣りの部屋にいるDがももと一番長く接してます。Kは食事の担当。散歩はD、T、Kで分担。
うちの場合、生活態から三人が分担せざるを得ない。よってしつけに対する考え方を三人が一つにしないとももが混乱してしまうぞ。日常の問題点はDが一番わかる環境にいる。夕食時に降りて来るので、私は彼の問題提議をひとつづつ、ちゃんと受け止めて、うちならではの統一見解をだし、導いていく役目があります。ももは来た時から足元を噛むようですがDはどんな事があっても怒らないみたいです。しつけに対して幾らか疑問視しているようです。特にケージに入れる事を認めていないようです。狭いところに入れる事自体、ももの自由を奪って人間のエゴくらいに思ってるようです。
ももが愛くるしい顔付きで、こちらをみてます。たまらんです。その辺、ももの方も小さいながら心得ているようですが、していい事と悪いことの区別が出来ないでいるのが当時の現状だったようです。一緒に暮らすなかでしつけがいる事の認識を先ずDが感じてくれることが課題ですね。ある日、もも部屋に土台が籐でできているガラステーブルの脚に巻いてある籐紐が齧られ、見当たりません。
Dは夕食を済ませ引きあげもも部屋に立ち寄ってたんでしょう。急に大きな声で奇声をあげてます。どうしたの?もしかしてももが誤食したのでは?急に不安になったようです。
しばらくしてベランダでそれらしきものを見つけたようです。Dはほっとした表情をして現物を見せてくれました。やれやれ。当時の日記から。
この件以来、自分の部屋でも発生の可能性があると思ったのでしょうか、部屋の片付けをしているようです。ももを時折、自分の部屋に入れていたようです。ももが届く範囲、特に床面に口に入るような物を転がして置かないよう配慮してるようです。ももが来てから、わずか数ヶ月ですが、我が家の人間様それぞれの行動にも少しずつ、変化が出てきてます。かってリンダというゴールデン・レトリバーを飼っていましたが、動物病院のほうで飼っていたものですから、ももが現在いる環境とは全く違います。さて、今回のテーマの1⃣「なぜ犬は噛みたがるのか?」をもう一度、頭の中で整理して見ます。そもそも犬はなぜそんなことをするのか理解するところから行きましょうか?
〇英犬猫行動協会(CanineandFeline&BehaviourAssociation)会長のコリンテナントさんが、「なぜ犬は噛みたがるのか?」
その行動原理について教えてくれてます。テナントさんは30年も犬の問題行動に取り組んできたその筋の専門家です。
彼によると、犬にとって噛むという行為は、人間がドアを開けて、部屋の中を覗き込むようなものなのだという。人は詮索好きな生き物だが犬だって同じ。ただ犬の場合は手がないので、口を使って探り回るのだという。この記事には先ずはそうだよな~と関心してます。犬にとって噛むということは人間の「探る」という行為と同じなんだ。
ももは比較的広い部屋を隅々まで口を使って探索していたんだ。その延長で棧をかじったり、壁に大きな穴を開けてしまうまで拍車がかかる魅力ってなんなんでしょうか?
子犬にとって木製のものは要注意
木製家具もまた特に子犬には魅力的だ。家の庭や公園で木の枝をかじっても、叱られることはない。
困ったことに、犬には外に落ちている木の枝と家の中にある家具との区別がつかないのだ。そうだよな。
対策としては出来るだけ、退屈時間を少なくする。家具等を齧ることより、ももが魅力に思うことをさがさないと。Dがサッカー⚽を趣味にしているので、ももの散歩の際もボールを持って行ってる。きっとももはボール遊びは好きだろ。
案の定、大好きでした。ロープの引っ張りこも大好き。破壊行為は徐々減少してきました。6年前の出来事、今では嘘のような出来事でした。わたしのちっちゃい時のpart2でした。次回をお楽しみに。
令和2年7月15日 記