Something

Takeshi Hirano

ツバメストーリー続編2

5/29.8:29

1匹目の雛誕生から26日目です。

全員のお披露目。1〜2羽、遅れたようだったが、取り越し苦労だったかな? 珍しいです。つぶ揃い。

5/31

こんなに大きくなって、ギュゥギュウ!

ひっきりなしにお母さん、餌やり。ご苦労様。
母の写真は いつも笑顔だ   となりの私も ずっと笑顔だ   もう15年 母と息子は ずっと笑顔だ

15年前の6/9.早朝

母は肺炎ため、息をひきとる。

今日は命日である。墓前に庭の額紫陽花を活けてきた。

帰宅するとKから報告があった。ツバメが巣の中で動いてないようでと。

早速、確認に出かけた。

6/9(木)

一羽、巣の中で死んでるを確認するまで、お母さん、死への実感がないのか、何度も巣まできています。

am7:20.

自宅に連れ帰り、皇帝ダリアの根元付近に埋葬しました。

6/8.am7:58

一羽だけになってます。やたら、鳴き声が大きくて頻繁に鳴いてます。

一羽でさみしいのかな? 一羽でいるのが不安なのかな?焦ってるのか3度も飛行中、不時着。その都度、巣に戻してやる。

お母さんからの餌もちゃんと受け取っている。

今まで見た事ないんですが、3度目の時、地面にいる雛にお母さんが餌をやっていたとKから報告が入った。

日中は未だ、駄目になるとは思ってませんでしたが、さすが、pm8:00頃、巣の近くでいるのを見た報告で一抹の不安が発生しました。

ところで、今回のツバメ親子の行動が今まで経験しているものと大きく違う点があります。母親の餌のやり方なんです。

1日一個の卵🥚を産みます。5日かけて5個と言う事ですね。だから、発育にも差が出てきて当然です。

5羽揃った雛達にも微妙に差があります。先に生まれた雛が中央に陣取って大きな口を開けて餌を要求してるように見えます。

お母さんもその子から与えているようです。

それでもちゃんと全員に行き渡る様に与えてますが、今回のお母さんは左右の端っこから順番にあたえてます。

その影響、効果でしょうか、あっという間に雛達はつぶ揃いって感じです。

第二点目は昨年は巣立ち間際の雛達の飛行訓練を家族ぐるみでやっていたように思います。

ところが、そういったシーンを今回は目撃してません。一見、親が子に手ほどきをしてるように見えません。

雛達が自力でやって、飛び立つタイミングも判断していたように見えます。

今回は落鳥で亡くなることはありませんでした。巣立ち間際の飛行中の不時着は2羽の雛でありました。

実にたくましいので、ぎりぎりまで全員で旅立ちできると思ってました。

もう一点は去年の家族は子供達が巣立ちしてからも1週間位はみんなで、毎日やって来てくれてましたが、

今回はピタリってこないんです。ドライ? ちょっと寂しですがね。色々な家族がいますよね。

教育方針も色々? 去年のストーリーを抜粋しておきます。

母親と巣立ち前の雛2羽(2021.7)

すっかり子供達、お母さんと変わらぬ容姿に変貌。羽ばたきをしている所を何回も目撃してます。

勇気を出して! 大丈夫だから。

もう、飛べるよ。付いておいで! いよいよ巣立ち間近になってきたのでしょうか?

勇気を出して! 大丈夫だから。

もう、飛べるよ。付いておいで! いよいよ巣立ち間近になってきたのでしょうか?

みんなを見守る役目のお父さん。お母さんの説得にも、子供達、なかなか行動を起こせずにいる。

お父さん、いささか、退屈そう。

子供達の飛行訓練の指導をお母さんから頼まれ、張り切っているところなのに。

7/28  午後1:00頃

既に巣だった一羽が、帰ってきてます。左端の子。

7/29、午前11時20分

誰もいない。なんか淋しい。

今回、4羽、全員の雛が旅立ってと言うわけではありませんでした。

一羽だけ最初から他の子達に比べて小さかった子が10日前に亡くなりました。

前の日は変わらず、お母さんから餌をもらってるところを見ていましたが。

この家族は外野から見てほのぼのとした雰囲気を提供してくれました。

今回の親たちは子供達を逞しく育てたような印象と雛への餌やりの方法に驚き、

わたしの中には少し、疑問と課題が残りましたがまた、後日、追記するかもしれません。

広島地方、どうやら梅雨入りの雰囲気になってきました。

令和4年6月15日      記