私が地域のホームドクターとしての動物診療所を開院して、お陰様でまる48年も経ちます。その間、多くの患者(動物)、その飼い主様(人)、共に歩んでくれている職員、地域の皆様方が暖かく見守ってくださってるから従事でき、人生を送れることを感謝しています。
「人と共に暮らす動物たちは、人に生きる喜びと安らぎを与えるために生まれてきました。ところが毎日の暮らしの中で、自分の意思を言葉で伝えることが、人のように与えられず、自由に出かけることもできません。
さらに、その命も人と比べると4分の1ぐらいしか与えられません。
だからこそ、私たちはただ一方的に動物たちを可愛がるだけでなく、毎日の生活の中でよく観察して、しっかり世話をしてあげる義務があります。
動物たちは、人が人として幸せな毎日を送ってくれる事を願っているのですから」
このメッセージは当院の入り口にある診療案内板の下に謳ってます。
職員一同の理念としています。私たちは動物たちとご家族の幸せのため、少しでもお役に立つことができるように頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。
ところで、既にお知らせしていますが私、平成26年(2014)に院長職を当院勤務獣医師に禅譲し、名誉院長として現在に至っています。
この度、別ホームページを立ち上げます。「Something」というタイトルで長年、書き溜めている診療記、水彩画、畑作業日誌、その都度書きとめる雑感etc.を定期的に発信します。興味のある方は立ち寄ってみてください。