Something

Takeshi Hirano

APRIL

4月Aprilは、いよいよ春である。雨も多く、April shower 4月の驟雨という。解放された喜びが1日のApril fool などにもあらわれる。君よ、大いに生の喜びを歌おうではないか。

英語・一日一言

岩田一男著から

「黄金山の桜帯」
 春になると近くの黄金山に帯ができる。桜の帯だ。
 桜の帯は、遠くから眺めるのがいい。近くに 
 ゴザを敷き、花見に酔いしれるのもいいが、
 遠くから黄金山の帯を眺めるのがいい。わたくしは、いつも後者を選択する。しばらく、ぼーとながめてる。
毎年、天国に旅立っていった動物達がこの頃になると緑の山にピンクの羽衣を纏って訪れてくれるのが桜帯だと思ってるようだ。

我が家で18年間、共に過ごしたサチというネコがこの世の最期を迎え静かに旅立って行きました。桜の満開の頃です。早いですね。あれからもう3年もたってます。毎年、桜帯の何処かにきてます。「ここだよ」って声がしてきます。「こちら,皆んな元気にやってるよ」って送ってやる。サチが安心した顔をしてくれてる。

嘗て、思わずスケッチをした「なに思うサチ」でした。毎年、帰っくれて「こっちだよ!」と手招きしてくれます。

4/2.pm1:30頃、ぽかぽか天気。満開の桜の木の下で、家族連れが花見。府中町、榎川の川沿いを撮影。(2018.7/11,西日本豪雨で氾濫)

又、 風に吹かれて散った花びらも美しい!

今年もツバメがうちの動物病院にやって来てくれてます。本格的な巣の建設はこれからですかね?今年も無事、親鳥は産卵し、雛達は成長して新たな旅立ちの日を迎えて欲しい。新しい命の誕生から見届けられるのは感慨深いものです。毎年、楽しみです。

3/27 am10:38

3/29(火)曇り、am8:00

蕾(つぼみ、莟)とは、まだ開いていない状態の花のことである。転じて、前途有望な若者をいうこともある。

The buds began to burst

(つぼみがほころび始めた)

庭のハナミズキの蕾

椿の蕾

4/2 牡丹の蕾

牡丹の蕾が膨らんできました。大輪の花が咲くのが楽しみです。

「つぼみ」という字は、蕾とかく。この字は、おもしろいと思う。草冠に雷、つぼみというのは、雷のような勢いで花を咲かせるのです。

 今までは種であった。つぎに芽が出た。そのうち、双葉になった。葉、茎とできて、ぱっと開き、花が咲く。ゴロゴロと音はしないけれども、花が咲く時には、色によって、音以上の耳に聞こえない雷が轟くような気がする。

雷も大自然によって起こる。地震も、同じ大自然の不思議な現象である。あちらにも花が咲き、こちらにも花が咲くので、当たり前に思っているが、考えてみれば、花というものは不思議なものである。

 わたしの伯父は、「花は草が化けたのだ。」と言った。私は「花は草がお化粧した。」のだと思う 中学の恩師、湊先生著「まごころ」から抜粋、絵:T. H


君よ!大いに生の喜びを歌おうではないか。



令和4年4月4日 記