Something

Takeshi Hirano

スプリング

木蓮の白い花

御浄土の花、木蓮

3/14(日)午後2時、平和記念会館のすぐ側の本川の川沿いにあるゲバントホールでフルートの発表会があった。
ミュージカル映画「サウンド オブ ミュージック」の挿入歌、エーデルワイスを講師の先生とデュエットした。昨年はコロナの影響で中止となったが、今年もコロナ惨禍は続いてはいますが、現況で取れる対策を主催者側の配慮で可能となりました。

なんともpureで崇高な気分になってます。完奏出来た瞬間の気持ちでした。イメージは下のphotoでした。なにせ、発表会当日の早朝、サウンドオブミュージックのDVDを見て、すっかり我が脳を洗脳しておいたものですから。

主演のクリストファー・プラマーとジュリー・アンドリュース

無事、発表を終え、妻と歩きながら眼前にしたのが満開の木蓮でした。小春日和の清々しい午後です。澄んだブルーと緑と木蓮の白、それに爽やかな匂いを運んでくれる風が疲れを癒やしてくれました。

3/11は今でも鮮明に記憶に刻まれている東日本大震災から10年目の節目の日です。因みに、この日に広島地方に桜の開花宣言がなされ、日本で一番の事が報道されました。さて、現在、日本だけでなく世界中でコロナ感染の恐怖に晒されている中、被曝地「広島」が政府や外国に対して率先して訴える平和のメッセージと、桜🌸開花宣言1番が重なり、弾みがつくような気がしました。それにしても、桜にしても木蓮にしても例年より1、2週間も早い開花です。今年の今頃の寒暖の差が例年よりも大きいのが関係しているようです。木蓮も例年なら彼岸の中日頃、満開だったと思います。一週間は早いですよ。そうすると、我が町のシンボルの黄金山の桜帯も早く見れそうですね。ところが、広島地方の桜開花宣言が一番乗りでしたが、満開宣言は関東にこされてます。競争じゃあないんですが。私、ここにきて黄金山から目が離せません。待ちに待ってるのでしょうか、定期的に写真🤳を撮っているようです。まだか、まだか….

黄金山(3/23撮影)

今年も私達のシンボル山、黄金山の帯状の桜に注目してます。見上げる度、既に天空に行っている人、動物達が舞い降りてきて、語りかけてくれている様に思えるからです。3/29(月)、今朝は気温も上がり、あったかい気持ちのいい日です。広島地方にも桜の満開があちこちから届いてます。ところが、昨日今日と黄砂が凄く、黄金山のシルエットが霞みでスッキリした姿を見せてくれませんが、きっと昨年同様こんなに素敵な姿が隠れてると思いますよ。

黄金山のピンクの桜🌸帯

満開の桜

可憐な花びら

風に吹かれて散った花びらも美しい!

「ちるから美しい。いつまでも咲いていたら、あきるし、いやになる。このように考えると、この世の中一刻も休むことなく変化するから、美しく常に新しい。諸行無常 これは厳しい、はかない、悲しいことばである。しかし、世の中諸行無常なるがゆえに、いつも新しく生き生きしてるのである。花が咲き散る。また別の花が咲き散る。つねに新しい。人間も生まれ死に、また生まれ死ぬ。常に新しい。それでいいのである。」

However,they are beautiful even as they fall.If a flower were to bloom forever,we

would get tired of it.When you think about it. the world is always beautiful and new, because it changes continually. All things change.Perhaps it is a harsh, uncertain and sorrowful saying,but,because the world is continuously changing,it is always new and fresh.A flower blooms and falls. Then another one blooms and falls. Things are renewed. As surely as man is born, he also dies. Then someone else is born and dies. Things are repeated over and over.

There are always new things. This is good.

中学の恩師、湊先生著の「まごころ 」から 抜粋            英訳:平野健

 

令和3年3月31日(水) 記