Something

Takeshi Hirano

音楽への旅(こころの旅路)

すげぇ!我ながら格調高いタイトル。どれだけ音楽に精通してる御仁か?
あのね、この御仁、確かに終日、脳みそは音でぎっしり。音が集合して音楽になり、不協和音であれ 何でもいいんだな。
長年そうだからといっても、徐々には自分に馴染んでくる調べは決まってきてますが。
早朝はモーツァルト、昼間はテンポの良い曲、夜はジャズが主流かな。畑では鳥や虫の声。かれらの演奏も素敵ですよ。
畑前の誰も侵入して来ない早朝も微睡timeには小さなミニバンドのメンバー達が音楽の魅力を私の内部に届けてくれます。

タケバンドのメンバー達

こころの旅路には音楽が友。それに、スケッチブックも欠かせない。突然、外部からの視覚からの刺激と聴覚からの刺激も遮断。
目を閉じてオフライン状態。すると過去から蓄積されてる音の集合体が音楽になり、流れてくる。
その中で真っ黒な網膜のスクリーンに様々な映像が浮かびあがってくる。素早く手元にスケッチブックを引き寄せてボールペンを走らせる。

チロリアンランプ

自宅ガレージの横に存在する女房のお気に入りの花です。無論、わたしも大好きです。まるで小さなランタンです。
「今日も一日ご苦労様。」と優しく声をかけてくれる。夕暮れ時、足元をほんのりと明るく照らしてくれているようで、今日も一日、無事終わったんだね。って気持ちにさせてくれる可愛い花です。
チロリアンランプの名前が一層、愛くるしさを増してきて、どうしたことか映画サウンドオブミュージックの中でトラップ大佐役のアーサー・クリストファー・プラマーが子供達の前でギターの弾き語りで歌うエーデルワイスの曲が映像と共に自然と脳内から湧き出てきます。
実はエーデルワイスは小さな白い花なんですけど私の中では曲のイメージがアットホーム、祖国というイメージなんでしょうね。

楽器っていいね。

ドラム叩けたらいいね。憧れがスケッチになった。どうしたことやら少年になって叩いている。
きっと石原裕次郎,主演の映画「嵐を呼ぶ男」の主題歌「俺等はドラマー、、、」の影響でしょうかね。

実際、楽器に縁を持ったのは中学生の音楽の授業で縦笛が初めてでした。
実はわたくし、性格はいささか内向的で吃りで歌も音程が外れるようで劣等感を常に持ってました。
縦笛との出会いが無類の音楽好きになるきっかけを作ってくれたようです。徐々にですが音程がしっかりして来て、随分と内面が明るくなってきたのを思いだします。
次に横笛に興味を覚え、ピッコロ、フルートの音色にも魅せられました。
1960年代後半、高校生の時、ビートルズの来日、ベンチャーズにと影響を受け、大学時代には世の中、反戦歌がながれ、ジョン・バエズの歌声にこころ動かされ、ギターが欲しくなり安いガットギターを買い、適当にジャランジャランやってました。
私、どうやら、すぐ影響を受ける人で、ある演奏会でピアノの音色と両手で鍵盤を自由自在に操るピアニストに憧れ、大学寮に歩いて帰る時には片手にバイエル教則本を抱えていました。
大学の寮生会館にあったグランドピアノに丸1カ月はチャレンジしたようですよ。当然、敗北宣言をだしたようです。
何でもすぐに出来ると思ってるのですかねぇ。ふざけた、けしからん輩です。ところが、ギターは不思議といまでも身近にいますね。

楽器に対する憧れは現在でも変わらず、持ち続けてますよ。未だ、納得出来てるものは、ありませんが決して諦めてませんよ。
わたしは、好きな音楽を皆んなにも、伝えて「上手いね。」って言ってもらいたいんですからね。
5年前から念願のフルートのLessonを週1回習ってます。楽しいですよ。
音符♩にまともにぶっつかってます。徐々に進化してますよ。

フルート発表会。オーバー・ザ・レインボーを演奏しました。
2018.3.14、自分でいうのもなんですが、決まってるじゃあないですか。
実際の所、頭は真っ白で、体はカチカチ、音を出して吹ききるのが精一杯でした。

映画音楽の楽譜の表紙の写真をスケッチした。
憧れのギターリスト、クロードチェアリです。映画音楽は好きですね。

タイム

規則正しい音のリズムを刻む鼓動のごとく、わたしはリストウォッチ⌚が腕にはめられているときは常に活動してる。分身の様なものなのだ。
過去、現在、未来を縦横無尽に往きかうには先ずは僕の場合は愛用のウッドデスクに、はめていたリストウォッチを目の前に置いて「一休みしますか?」と問い掛けて、目を閉じます。
すると側にいるメトロノームがカチカチと左右に規則正しく音を刻みます。そしてわたしの鼓動がそれに合わせてドクドクと同じように音を刻みます。まるで柱時計のチクタクです。
さあ、起動準備完了ですね。記憶の箱がopenです。目を閉じた暗闇の中に音楽の流れと共に様々な素敵な世界(過去から現在、未来)が展開します。
現実との大きな違いは私、常に主人公です。

周辺機器1(プレイヤー)


レコードがゆっくりまわる。
デジタルが多いなかアナログの柔らかな音色が同時に楽しめる。魅惑的なジャズの曲が流れでる。なんて心地いいんだ。
疲れた私の脳には最高の妙薬のようです。

周辺機器2(アンプ)


アンプは音を増幅してくれる。音の魅力をupしてくれる。
このアンプの真空管は大正時代のものらしい。オレンジに光るフィラメントの暖かみを闇のなかでしばらく見詰めてます。
そんなに昔のもの?だったの?太陽から地球に届く現在の光の様じゃあないの。
かって12年近く前になるかな、友人の手作りだ。
還暦祝いにと彼からのプレゼントでした。

曲が周辺機器の修飾で一味違ってくる。
ウッドデスクに向かう私の五感は様々な刺激でコラボしだしました。まるでオーケストラの様です。何をオーバーに。
ここでintermission。視覚にはニュートンとコーヒータイム。
最近、そばにいてくれてる本のタイトルです。味覚はおとなりのコーヒー☕カップ。味わいながら、こんな至福のときの私の表情は最高。満願のニコニコ顔らしい。
現実の始まりのam6:30,下山してきた女房どの一言。
「あんた、いつもそんな顔しときんさい。」である。

人生山あり谷あり

2枚のスケッチは水木しげるさんとやなせたかしさんの本でわたしのお気に入りのページの絵の模写です。
眺めては気持ちを落ち着けてます。無論、その時もミュージックが流れています。
上の絵にはわたしの心情を付け加えてます。
「感情が爆発してしまえば
傷跡が相手にも、自分にも残るんだ
いつも後悔
周囲は真っ暗
だけどよく見れば
ちゃんと灯火があるんだよ
また、やり直し」
感情の起伏の激しいわたしには色々な音楽が現れてくれ、やり直しする自分をしっかりと支えてくれます。
音楽は時空の壁を跳び越えた旅の始まりであり我がこころの果てしない旅路の友でもあるのです。
フルートを吹きながら。ギターを爪弾きながら。歌いながら。口笛を吹きながら。

令和2年10.15 記

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