蝉の抜け殻ブログ 早いですね。もう7月中旬になっています。結構引用させていただいてます、岩田一男著の英語一日一言から7月の冒頭のページです。7月julyはJulius Caesarの生誕月というところからjulyという語ができました。「7月1日が雨だったら、4週間は雨だろう」などということわざもある。1776年7月4日はトマス・ジェファソンの起草した独立宣言を世界に発表したアメリカの建国記念日だし、1789年7月14日は暴政の象徴バスティーユを焼き打ちにしたフランスの祝日である。広島地方は昨年よりも少し遅く梅雨宣言しています(6/26日頃)。昨年もそうだったと思いますが今年も雨らしき存在が日常に残ってきません。日中は30℃超える位の暑さもあります。かと言って関東地方では何十年ぶりかの日照不足、梅雨寒のようです。空梅雨のイメージです。畑の野菜達の水やりが大変です。7月に入りようやく梅雨の雨続きって感じになっています。広島地方もそうですが昨年の西日本豪雨の被害は未だ心に深く刻まれています。一日のうち断続的に穏やかな降り方で今のところ済んでます。私の畑の作業は日の出と共にあります。一貫してタイミングよく早朝の作業にはあまり雨の影響はありません。どうかいっぺんに雨量調整は御勘弁くださいと祈る思いです。現在、キュウリ、ナス、シシトウ、そうめん瓜、ズッキーニ、ミニトマトetc、たくさんの夏野菜が収穫され食卓にあがり感謝していただいています。 ところで、うちの畑の上段、竹林に隣接したところに隼人瓜を植えてます。のぼっていける様に竹で棚を作ってます。蔓(つる)と緑の比較的大きな葉がぐんぐんのびて拡がっています。下段から見上げると見事です。 隼人瓜(はやとうり)の葉と蔓 その中央付近の1枚の葉に脱皮した蝉の抜け殻がくっついているのを見つけ、じっと見つめていると不思議な気持ちになってきました。殻の主は油蝉(アブラゼミ)です。透明なセピア色をしています。セミの幼虫は地中で5年も過ごしたのち、地上に出てきて成虫の蝉に羽化します。羽化から2~4週間の短かい命です。未だ夏の風物詩の蝉時雨はありませんが、もうじき大合唱が聞ける夏本番がやってきます。ところで進化の過程をしっかり形にして残せる蝉って、本当立派ですネ。 油蝉の抜け殻 話題は変わりますが、昨年、イチジクの大葉のテントの事を記事にしました。冬場には短かく剪定した枝、木、枯れた葉が落ちてすっかり小さくなっていました。今は再び昨年よりも一段と大きな木と枝となり、小さなイチジクの実をたくさん付けた上、大葉ですっかり被っています。緑の大テントになっています。涼を求めてやってくる虫や鳥達の為のオアシスの準備完了です。夏はすぐそこまで来ています。次回Somethingのテーマのお知らせですが、桜の満開の頃、18歳になる我が家の愛猫”サチ”が家族に看とられ静かな死を迎え、その追悼の絵画展を5月に実施しました。お陰様で好評につき、第2弾として”私の日常”と題して書きためていた作品を連続に何回かに分けて披露しますので、どうか見て笑ってやってください。 付録① 風景:どうやら頬に風があたると絵を描きたくなる 付録② 動物:何故か、その瞳に吸い寄せられてしまう 付録③ 植物:穏やかな気持ちになれるんだ 付録④ 静物:気軽な友人たちよ 付録⑤ ちょっと出かけてきます 付録⑥ 祈り:祈ることを忘れたことは一度もない 付録⑦ 家族:かけがえのないもの