Something

Takeshi Hirano

ツバメストーリー②(雛達の巣立ち)

すっかり子供達、お母さんと変わらぬ容姿に変貌。羽ばたきをしている所を何回も目撃しだした。
あれ、お母さんが何やら、しきりに喋ってますね。一羽は左前の子の後ろに隠れています。

勇気を出して!大丈夫だから。もう、飛べるよ。付いておいで!、いよいよ巣立ち間近になってきたのでしょうか?

「怖いよ。お母さん」お母さんはいっぱい喋ってますね。勇気付けてるのでしょうか?

久しぶりにお父さん。お母さんの説得にも、子供達、なかなか行動を起こせずにいる。お父さん、いささか、退屈そう。子供達の飛行訓練の指導をお母さんから任され、張り切っているところなのに。

7/28.遂に一羽、巣立ちしたようです。出勤時には既に一羽いませんでした。

7/28  午後1:00頃、巣だった一羽が、帰ってきてます。左端の子。

7/29 他の子も巣立ちしました。巣は空っぽです。昼間には休憩に帰ってきます。夜にはお母さん達も一緒に家族やってきます。

7/29、午前11時20分、誰もいない。なんか淋しい。今回、4羽、全員の雛が旅立ってと言うわけではありませんでした。
一羽だけ最初から他の子達に比べて小さかった子が10日前に亡くなりました。前の日は変わらず、お母さんから餌をもらってるところを見ていました。その時は特別に何も思わなかったのですが、左端にいる明らかに小さい子だけに、お母さんが集中してやってるように見えなくもありませんでした。それに他の子達も静かにしていました。考えてみれば不思議な光景です。

令和3年7月30日 記