Something

Takeshi Hirano

もも日記9. 2015.2.14から

午後3:00に犬の躾S.HのK先生が初指導にこられました。ももとご対面。
ももは日頃から人や犬の接触があまりありません。先生を見ていきなり、吠えました。
そして先生の匂いをしきりに嗅ぎ、その後、ももは吠える事もしなくなり、急におとなしくなり、T&Kはビックリしています。
Kから「まるでマジックみたい!」と小声で囁いたのをTは聞いてます。
先生のほうから自己紹介とももに関しての幾つかの質問がありました。
さて、ももの自宅と動物病院での二重生活はまだ2〜3週間はかかります。というのも、ももの部屋の改修工事が始まっています。
近所に迷惑をかけない様な防音室まではいきませんが、それに近くする工事で、Kの心配が幾分かでも減り、精神的に落ち付きを取り戻す事を期待してます。さて、初回は排泄を所定の場所でする確認トレーニングになりました。
もものトイレの躾は比較的スムーズに出来ているようです。
多分、ショップ時代にお姉さん達に「ここがトイレよ」って教えてもらっていて、ももは既に覚えていたようです。
かつては多くの犬は庭などの室外で飼われており、現実的に室内トイレを教える必要が発生しません。

しかし、いまでは首都圏の犬の90%以上が室内で飼育されているようです。
自ずと、室内で飼われているからこそ、必然的にトイレの躾が必要になってきます。
“トイレシーツ”と名付けたのは人間で、ワンちゃんは初め、トイレだとは知りません。
そのため、シーツの上で寝たり、シーツを噛みちぎって遊んだりしますよね。
トイレシーツがトイレなのだと教えてあげなければ、そこで排泄をするようにはならない。
当たり前のようで、ここがちゃんとわかってないと、「まだ、トイレを覚えないのか!」って暴言を吐いてしまいますよ。
益々、ワンちゃんは萎縮してしまい、その時はしおらしくしてるようにみえますが、けっして理解はしてません。
よって、また粗相をしてしまいます。だから、教えない限り、「いつか自分でトイレを覚えるでしょ」はないと言うことです。
ももはどれくらい、ちゃんとトイレ場所を認識しているのか、K先生はチェックしてたようです。

トイレトレーニングのポイントは2点。
1.トイレシーツの上で排泄を成功させる。
2.トイレシーツの外で排泄をさせない。

ももの場合、トイレの所定場所はわかっている様ですから、部屋の端っこにトイレエリアを設けて、新聞紙を広げた分の大きさにしてトイレシーツがトレーの上に準備されてます。
その上で排泄する確率を100%に近づけるのがポイントで、ワンちゃんも初めは自分からは行きませんから、トイレに誘導して練習を繰り返す必要があるとの事のようです。
トイレエリア内で、ももはオシッコをしましたがトイレシーツから少し外れていたようです。
丁度、レッスン中、緊張からか、オシッコをもよおしたようで、そくさく、トイレに向かいましたが、ちょっと失敗したようです。
排尿を済ませて帰ってきたたももにK先生の指導が入りました。
フードを掌に何粒か持ってももの鼻先近づけてももをトイレシーツの位置まで誘導しました。
所定の位置でお座り、待て、よしでご褒美のおやつを終了。
T&Kは気持ち新たに、日々、実行。その為には先ず、排泄のタイミング・トイレ記録を把握する。
愛犬の排泄のタイミングがわかるように、オシッコとウンチをした時間を毎回記録しておく。
排泄前には地面の匂いを嗅いだり、クルクル回ったりするのでもものトイレサインを把握し、失敗してもトイレトレーニングで気を付けることは叱らないこと!T&Kは申し合わせ、そして、「排泄場所が間違っているのは、正しいトイレがわからないからで、もし叱ってしまったら見えないところでするようになるかもしれません。

「『まだ覚えていないだけ』と心を穏やかにして、地道に練習するのが一番。叱っても良いことは1つもない。」
とK先生の助言をいつも念頭においておこう。
「ワンちゃんはちょっと目を離した隙にオシッコをしてしまうので油断は禁物、動物ですから、1秒でも隙があればオシッコをしてしまいますよ。」。我が家ではどうやら、トイレに関してはある程度、ももはわかっているからと曖昧な行動をとっていたようで、今回も一応、エリア内だからいいやでT&Kは済ませていたので、こころ新たにしました。
2回目レッスンが2月19日でした。なんとK先生の愛犬、ゴールデンのフーちゃんが先生と一緒にやって来ました。

一回は先生(人),二回目はフーちゃん(犬)同伴、ももの教師助手です。ももにとって初めて接するワンちゃんです。

ももが身近で接触する動物は同居してる猫のピラちゃんにつぎフーちゃんがふたりめです。

ももが徐々にこころを許してきてます。T&Kは只、只、見つめるだけです。

さすが助手のフーちゃん、K先生の言動をよく見つめてます。因みにフーちゃん、ゴールデンの11歳、雄です。
もももしっかり、アイコンタクトしてますね。

ももの唯一の友達は自宅で飼っている、年齢15歳の猫のピラです。ピラが積極的です。「あそぼうよ」

2015.3.15 K先生の躾の教室S.H主催の運動会にもも、T&Kで参加しました。
場所は廿日市ドックパークで。なんか不思議な気持ち。どうして?T&kの子育て(人)は遠い昔のことです。
長男のDの幼稚園の入園式と運動会で不安そうでKの服の端を小さな手でしっかり掴み、お母さんの体の少し後ろ気味に位置して、おっかなびっくりで進行していた姿が、正にこの時、脳裏で重なっていたからです。この続きは次回にね。みてね。

6歳になってる、ももです。

また、みてね。

令和3年2月25 記