早朝の微睡(まどろみ)ブログ いつもの習慣で朝の四時頃から二時間余り、一人の世界に入り込む。あまりに心地いいので無理なく続く。 先ず、サイフォン沸かしのコーヒーのセッティング、愛用のWood Deskに向かいちょっとの間、ぼーっとしている。耳元にオーディオからアルビノーニのアダージョが届き、脳内に浸透していく。おもむろにペンを執る。もっともお気に入りのWood Deskでまず、日記がスタート、前夜切り抜いた新聞記事をスクラップする。 頬杖でちょっと休憩。目蓋を閉じる。時にはうたた寝してしまう。真っ暗な中に様々な光景が広がってくる。急にびっくりした様な態度を取り、小さなスケッチブックを棚から取り出し描き留める。 3か月前のしまなみの旅空と海と小島と潮風 まで味わえる デスクの右端に二冊の本が積重ねられている。「アリストテレスの動物誌」「アンデルセンの絵のない絵本」 右手で引き寄せ、左手には先ほどのコーヒーが愛用のウッドカップの中で湯気を上げている。すすりながら本をめくる。 本っていい友ですね。日めくりカレンダーのようにかなり前から愛読している一冊がある。それは岩田一男著「英語・一日一言」、初版が昭和45年12月。7月はJulius Caesarの誕生月ということでJulyという語が出てきた。ああそうなんだ!8月はAugustだよね。ローマのAugustus帝の月で彼にとってlucky monthだった様だ。 9月Septenmberはもと7月(sept=seven)だったのが、ジュリアス・シーザーのJulyとアウグストのAugustとが前に入ったために順送りされて9月となった。そうなの?8月と9月もいつの間にやら終わってしまい、10月のOctober、詩人のエリオットがgolden Octoberと呼んでいるように、美しい月です。今年ももう10月の真っ只中です。 誰も自分の事、解ってくれないから孤独だとか勝手な思い込み止めよう。自分探しのヒントも見つかるかな?また目を閉じると全世界に飛んで行けると夢想する。二階から女房殿が下山してきました。私の方は犬の散歩から始まります。